無法地帯のタイにもローカル ルールはある

タイランド

タイの法律はわかりませんがローカル・ルールは守りましょう。

無法地帯

私がタイへ渡航したのが2014年あれから5年の歳月が流れ6年目に突入しました。目の前で起こる全てのことが初めてでビビッていました。がしかし遠い昔の学生時代に研修旅行としてフィリピンへ1週間滞在し現地の田舎でホームステイの経験もありましたのでビビりながらも平静を装っていました。今回は交通事情に関する内容です。約30年前のフィリピンも凄かったですがタイは今でも凄いと思います。詳しくは忘れましたが車のタイヤはボディから約25㎝はみ出していてもOKらしいですのでそんな車が沢山走っていますしトュクトュク・モーターサイ・乗用車・トラックに関係なくマフラーを改造して爆音です。私だけかもしれないですがタイ人を例えるならばこち亀に登場する本田のように思います。そう思うのはきっと私だけではないはず。

一般道ですサーキットではありません

毎日の車での通勤もレースと化しています。普段は温厚な人達なのにハンドルを握ると一般道で 100㎞以上のスピードで走らせます。以前山中を私の乗る車が100km位で走っていると大型の2階建てバスが追い抜いて行きました。タイはモーターサイと車の事故が非常に多くヘルメットを被らないので亡くなる方が多いですし大型のバスの事故も後を絶ちません先程書いたように大型バスは車体が非常に重いので急停車が出来ません。当たり前だと思うのですがバスの運転手達は猛スピードで走ります。

知人に相談

タイの交通ルール&マナーが呆れるほど悪いので友人達に話を聞くことにしました。日本のような先進国ではないし言葉も通じないのでここは先人達の知恵と知識に縋るしかないと思いました。友人達は平然とした顔で言います。そんなの当たり前で毎日のことだから直ぐに慣れてしまったと言うのです。凄い、この有り様に慣れてしまうなんて強者だなと思いました。友人達は更に話を続けますKENTさんはまだタイへ来て間もないから解らないと思うけどタイにはローカル ルールがあるからそれさえ覚えてしまえば大丈夫ですよ。      日本では考えられない程スリル満点だけどね~アハハ~とか笑い飛ばしています。

キョロキョロ・おどおど

渡航した当初は私の車はなく上司の車に乗せて頂いていたのですが友人達に言われた言葉が頭から離れる事はなく車に乗る度に全身に力が入り現地到着時には毎回疲労でヘロヘロでした。それでも周りを走る車やモーターサイを観察しタイのローカル ルールとやらを覚えていきました。

マジっすか??

数年経ちいつしか自分で運転するようになり安全運転に徹していましたがある日 タイのローカル ルールを思い知る出来事が突然やってきました。その日は会社の部下を車に乗せいつものように安全運転していると対向車の後ろにいた大型トラックが私の走っている反対車線へ飛び出し前の車を抜きにかかりました。トラックですので私の車は最初から見えているはずです そしてトラックの車速では車を追い抜き自分の車線へ戻れないことも分かっているはず。  正直なところヤバいと思いました。トラックは構わず突っ込んできます。

何故、私が悪い??

私は部下たちの手前平静を装いながらブレーキを踏み追い抜きながら突っ込んでくるトラックとのタイミングを僅かにずらしているのにあろうことかトラックは正面からパッシングとクラクションの嵐で私を威嚇してきます。私はブレーキだけでは間に合わないと思いふっと路肩に目をやると幸いなことにかなりの余裕があることに気づきました。左へハンドルを廻しギリギリのところで回避出来たのでした。そしてまた1つローカル ルールを学びました。対向車が追い越しで突っ込んで来たらよけなければいけない。よけなければ大惨事が待っています。

慣れとは恐ろしいものです

記事を書いていてとても懐かしいです。今はもう日本でいう安全運転はしていません。日本でいう安全運転はタイでは安全ではないと思うようになったからです。 タイではよそ見をしての追突事故・居眠り運転が非常に多い国ですので後ろから追いつかれないようにブッチギッて走り交差点では譲らず突っ込んでいくのが一番安全に近く早く現地へ到着すると思いますが自己流ですので皆さんはこの記事を読んで真似だけはしないで下さい。

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